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エキサイトマッチを語ろう VOL.3

スポーツを喋っている自分が好きだ!

二宮 続いて実況のこだわりについてお聞きしたいと思います。タカさんはたとえば選手の入場シーンなどで、用意してきた原稿をそのまま喋っているイメージがありませんよね。

髙柳 僕の場合は、原稿ありきの喋りをするよりもフリートークのほうが自然。浜田(剛史)さん、ジョー(小泉)さんと掛け合いをしながら、一緒に入場していく感じかな。

渋谷 「一緒に入場」っていい表現ですね。

髙柳 一人でやると無理やりショーアップしている感じがあって、僕的にはあまり好きじゃない。もちろんそれがかっこいいときもありますよ。でもフリートークならちょっとトチっても、視聴者のみなさんもあまり気にならないと思うし。

渋谷 逆に臨場感が出ている感じもありますよね。

髙柳 コロナ禍の前に「ファンの集い」があって、参加させてもらったことがあるんです。「髙柳さんは喋りすぎない、きばらない、入場で謳い上げないところが好き」と言われたときはうれしかったなあ。「適度に力が入って、適度に力が抜けてる」って。自分の意図しているところが伝わっているんだと思うことができましたよ。

二宮 確かに、適度に力が入って、適度に力が抜けている(笑)。

渋谷 やっぱりファンの人らしい反応ですね。

二宮 「Excite Match」はタカさん、ジョーさん、浜田さんの絡みが大きな特徴。今はローテーションもあって3人が揃うことが少なくなってはいますが、トリオでセットというところはありますよね。

髙柳 ジョーさんは記憶力が本当に良いし、今さら言うことでもないけど本当にいろんな情報を持っているからね。この選手が何台、車を持っているとか、直接ボクシングには関係ないことも。浜田さんは数多くの試合を見てきているし、名前見ただけではパッと出てこないボクサーでも動きのフォルムを見たら「ああ、あの選手」って分かっちゃう。2人は後づけの中継なら、事前に映像をチェックしているし、準備も丁寧にやっていますね。

二宮 タカさんも資料を読み込んで、しっかり書き込んで準備をしていると聞きましたけど、映像は見ないそうですね。やはりライブ感覚で喋りたいという思いからでしょうか。

髙柳 うん、それはそう。結果は知っていても、映像は見ないようにしている。

二宮 自分が担当する試合以外は敢えて熱中して見ないようにしているとも。

髙柳 もちろん見るには見るけど、音を消してボーッと見る感じ。(実況や解説を聞かないというのは)できるだけ人の影響を受けないようにしているところがあって。やっぱり自分の感覚を大切にしたいところがあるから。

二宮 なるほど、人の影響を受けないためなんだ!

渋谷 実際に自分が実況しているスポーツは大体見ているんですか?

髙柳 自分が実況するスポーツは好きなんだけど、実況しなくなると(その競技を)見なくなっちゃう。そのスポーツそのものを好きというよりも、そのスポーツを喋っているのが好きって感じかな。明石家さんまさんと同じような感覚かも(笑)。

渋谷 分かりやすい(笑)

ハーモニーを崩さないコンダクターの役割

二宮 ジョーさん、浜田さんとのトークで意識していることはありますか?

髙柳 僕からすればジョーさんの番組であり、浜田さんの番組。2人を前面に押し出して、そのつなぎ役になろうという感覚ですよね。ハーモニーを崩さないようにするためのコンダクターだと思っていて、そういう意識を持っていると自分も活かされてきた。昔はファンの方もジョーさん、浜田さんばかりだったけど、僕に近寄ってくれる人もいらっしゃって。学んだことも多いですよ。2人は自分の言葉で喋っているじゃないですか。自分もそうやってみようって。実況だけしていればいいっていうわけではないから。

渋谷 自分の言葉ってたとえば?

髙柳 話を振るときに「じゃあ浜田さんはどう思います?」とか、「じゃあ」ってアナウンサー的には使わないんですよ。「それでは、浜田さん」って振らなきゃいけない。

二宮 そこが言葉を選ぶ「感性」なんでしょうね。

髙柳 ABC朝日放送出身なんで、やろうと思えばカッチリやれます。でもそれだと面白くないじゃない。どうやって崩していこうかというのもテーマにしていたからね。

パチリ! 収録風景③

 

渋谷 僕から質問よろしいですか?

髙柳 もちろん。

渋谷 マニー・パッキャオのどの試合か忘れちゃったんですけど、なかなか入場してこなかったことがあったんですよ。それでも髙柳さんが良くつなげていたなって。ああいうときって焦ったりしないものですか?

髙柳 タイソンなんてそれこそ1ラウンドで試合が終わって、そこからずっとつながなきゃいけないし、そのためにも資料とかしっかり読み込んでくるわけですからね。

渋谷 僕も一度、髙柳さんが実況じゃないときに「Excite Match」の解説をやったことがあるんですけど、やっぱり準備は大切なんですね。

髙柳 いろいろ情報を持ってバッチリだと思っても全然使えない試合だってあるけど、何も用意しない素の状態で(実況席に)座ったらさすがにしんどいでしょ。用意してきたけど使えなかったくらいがちょうどいいのかも。そういうのって滲み出てくるものだしね。

渋谷 勉強になります。

二宮 でも絶対、経験値も大きいと思いますよ。

髙柳 WOWOWは番組中にコマーシャルがあるわけじゃないし、ほかのスポーツでもバイクやテニスで中断があったりもした。それと別に自分一人でやっているわけじゃないから、周りが助けてくれる。「Excite Match」でもジョーさん、浜田さんがいるから別に焦ることもなかった。その意味で言えば、昔、辰吉丈一郎さんにフォローしてもらって凄く助けてもらったことがあったのよ。

渋谷 聞きたい! でもその話をうかがう前に、ちょっとティータイムに入りましょうか。

第4回に続く

※収録風景写真はヴィステックエンタテインメント提供

2021年2月公開

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