——それでは最後のテーマ「ショップとスケートボード」へいきましょう。関店長も昔はインスタントに客として通っていたとのことですが、今お台場店の店長として昔の自分のようなお客さんっているのでしょうか?
関 やっぱり場所が場所なので、路面店の吉祥寺店に比べると少ないですが、いますよ。スケートショップって、なんか駄菓子屋というか、たまり場というか、そういう部分もあるので。そこは今も大事だと思っています。
森 初めて来る人はちょっと入りづらいかもしれないですよね、外から見れば。
関 最初はそうですよね、僕も当時は入りづらかったです(笑)
森 多分行きたい人はすごくいると思うんです。でもなんか、お兄さんたちがいたらちょっとのぞいて帰っちゃうみたいな(笑)アットホームな雰囲気が出来たらいいかもしれませんよね。今日も関さんとお話して思いましたけど、また話したいなって思いますもん。いい服を置いているのももちろんですけど、それ以上に人に会いに行くというか、欲しい物が特にある訳じゃないけど行きたいなと思える雰囲気は大事だと思います。
——以前森選手にお買い物のお話をお伺いした時も、そうおっしゃっていましたよね。今日でまた新しいお店、見つかったのではないでしょうか?
森 間違いないですね。今度は家族で来ようと思います!(笑)

——取材で来たのは初めてですが、本当に雰囲気の良いお店ですね。関店長が思う、インスタントというショップの魅力を教えて下さい。
関 一番は、スタッフが全員スケーターでやっている店というところですね。スケーターだからこそ、自分がやってきた経験をお客様に伝えることが出来るのは大きな強みだと思っています。もちろんスタッフがスケーターのショップ自体は多いですが、店舗が増えるごとに(全員スケーターは)中々難しいところでもあるんです。
森 確かにそうですよね。今は5店舗でしたっけ?そのすべてのお店のスタッフがスケーターというのは確かに簡単ではなさそうです。
関 そうなんです。だから僕のようにフックアップ(お客さんからリクルート)するパターンが多いんですよね。
——首都圏5店舗、そのスタッフが全員スケーターってとても素敵な魅力ですね。しかも今年はちょうど25周年のメモリアルイヤーと伺いました。そんな節目に思うことや、今後の野望などもお伺いしたいです。
関 スケートボードをはじめる人は今後もどんどん増えていくと思うので、最初うちのお店でスケボー買った人たちが続けていって、いつかお店のライダーになってくれたらいいなと思っています。スケートボードの楽しさを教えつつ、上手になれるようにサポートしていきたいですね。

森 それめちゃくちゃ面白いですね。「俺、インスタントのライダーだぜ」とかって話が出来ていくんですもんね。
——店がスケーターを育てて、育ったスケーターがまた店を支える。とても理想的な関係ですね。最後のテーマもとても良い話が聞けました、ありがとうございます!
森 ありがとうございました!すみません、色々話してたらもう我慢できなくなっちゃいました(笑)お店の中もじっくり見たいのですが、大丈夫でしょうか?
関 もちろんですよ!ご案内します!
写真でお届けするエピローグ
こうして取材を終え、すっかり打ち解けた様子のふたりが店内へと移動していく。
最後は、カメラマン近藤の写真とともにその雰囲気をお届けしたい。まるでふたりの声が聞こえてきそうなシーンの数々、そんな締めくくりもたまには一興だと思う。






スケボーのおはなし 終
※取材は2020年10月上旬に行いました※
2020年11月公開






