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モンスターを追いかけて VOL.5

食パンとバナナを食べながら…

井上尚弥の衝撃的な勝利に、ホテルに戻ってからも軽い興奮が続いていたのだろう。少し疲労はあるものの、睡魔は一向に襲ってこない。私は薄暗いホテルの一室で仕事にとりかかった。日付をまたぎ、時刻は12時を回っていた。

まずはビート誌のウェブサイトに速報用の原稿を書く。試合会場で終わらせていた試合レポートに加え、記者会見の模様をサイトにアップした。次に取り掛かるのはNumberウェブ用の試合レポートだ。こちらは井上の試合後コメントも入れながら、いかに井上が勝利を手にしたのか、分析を交えて文章にする。

©Hiroaki Yamaguchi

殺風景なホテルの一室で、昼間に買っておいたバナナと食パンで空腹を満たしながらパソコンに向かい続ける。少し行き詰ったところでシャワーを浴びると、日本からもらっていた連絡を思い出した。ヤフーニュースの担当者からで、「井上の記事にオーサーコメントを載せてほしい」という依頼だった。

オーサーとはヤフーに登録しているライターや会計士、建築士などその道の専門家のことをいう。登録した専門家が記事を書いたり、読者がコメントを入れるのと同じように、コメントを入れたりする。これがオーサーコメントで、ヤフーではこの時、オーサーコメントに力を入れ始めていた。

担当者からは試合前に「できたらよろしくお願いします」とメールをいただいていたのだが、試合直後はバタバタのパニック状態で、すっかりこの件は忘れていた。実はこのコメントがのちに私かを救うことになるのだが、その話はまたあとでしよう。

井上の快勝で仕事も舞い込んだ!

オーサーコメントを書き終え、再び取り掛かったNumberウェブ用の原稿も何とか脱稿した。もう夜は明けていた。日本は月曜日の昼過ぎごろか。午前8時出発の飛行機に乗るため、あと1時間もすればホテルを出なければならない。

買っておいたビールを飲みながらパンを食べる。ビールがまずい! コンビニで一番安いビールだったのがよくなかったのか、パブで飲んでいたビールとは雲泥の差だ。いや、冷えていればそれなりに飲めたに違いないが、ホテルに冷蔵庫はなかったのである。仕方なく水を飲み、ホテルの外に出てタバコを吸う。イギリスはホテル内ではタバコが吸えない。一方で、街中にはごみ箱が50メートルおきくらいにおいてあり、その上に必ず灰皿がある。外で吸い放題なのはうれしい。

残った缶ビールは部屋に遺し、荷物をまとめ、ゴロゴロとスーツケースを引きながらバスターミナルまで歩いた。空港までのバス料金は8ポンド。バスは街中のいくつかのピックアップスポットで客を乗せ、試合会場の横を通りすぎて空港に向かう。

朝の柔らかな日差しを浴びたSSEハイドロは、すっかり眠っているかのように静かだった。10時間ほど前の出来事が、遠い昔のことように思えてくる。本当に昨日、モンスターはあの会場で派手なノックアウトを披露し、イギリスのファンを大興奮させたのだろうか? ようやく眠たくなってきた。私は空港カウンターでチェックインを済ませ、渇望していた冷たいビールを一杯飲み、ほんのりと赤い顔で飛行機に乗り込んだ。グラスゴーへの旅はこうして終わった─。

©Hiroaki Yamaguchi

以下は後日談である。

日本に入るとすぐにNumber本誌から連絡が入った。原稿の依頼である。主に写真で見せる見開き2ページなので原稿のボリュームはないが、あれだけの試合は誌面に掲載する価値が十分にあると思っていたのでうれしかった。さらには出張の経費も一部を負担してくれるという、うれしい話までついてきた。

経費を「できるだけ出すようにしたい」と話していたビート誌も、全額ではないが、予想以上を負担してくれた。さらに月日がたつと、一通のメールがヤフーから届いた。グラスゴーのホテルで深夜に書いたオーサーコメントが、その月のMVC(月間最優秀コメント)に選ばれたのだ。これがなんと副賞付き。思わぬ臨時収入にほくそえんだ。

セコい私は頭のなかでそろばんをはじき、今回の出張が赤字ではなく、黒字になったことを確認した。モンスターを追いかける日々はまだまだ続く─。

モンスターを追いかけて 井上尚弥 in グラスゴー 終

2019年11月掲載

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