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GOD`S LEFT STORY ~プロボクシング山中慎介 最強の激闘譜~ VOL.1

2018年初夏のこと――。

引退会見から数カ月が過ぎても、山中慎介の〝御礼回り〟は続いていた。

応援してくれた後援会、知人、友人、スポンサー…携帯電話にあるスケジュール表はびっしりと埋まっている。律儀な一面が、人から愛されるゆえんだ。現役を終えたのに後援会も継続の見込みだという。

ありがたいことですよね。

しみじみと話す彼の表情も身体も、引き締まったまま。時間を見つけて今もロードワークだけは欠かしていない。

セカンドキャリアは「ゆっくり考えている」段階で、トークショーやボクシングの解説の仕事はこなしている。2018年5月25日にはジェイミー・マクドネル(英国)に1回TKO勝ちした井上尚弥のファイトを、実況席で見届けた。引退から間もないうちにまばゆいリングを見てしまうと、復帰したくなる衝動に駆られるという元世界王者の話を聞いたことがある。それをぶつけてみると、彼は頷いた後で首を軽く横に振った。

「その気持ち、分からなくはないです。井上選手は正直、凄いなと思ったし、輝けるリングに上がるのはうらやましい。でも僕自身ボクシングに未練があるかって言われたら、そうじゃない。練習も、試合も現役も、思う存分やってきましたから」

スッキリと、サッパリと。もはや闘う男の顔に戻ることはなかった。

2018年3月1日のラストファイト。〝悪童〟ルイス・ネリ(メキシコ)に汚された分、山中の純度が輝いた。前回の対戦後にドーピング疑惑で騒がせた男は次に、体重オーバーで王座をはく奪された。1回目は前代未聞の2・3㎏オーバー。約束されたウエートまで絞り切った人と絞り切っていない人では回復具合、パンチ力、スピードに差が出てしまう。ネリ有利を承知で戦いに臨み、2回までに4度倒されてTKO負けを喫した。

彼は一度深く目を閉じてから「あのときの自分」を見つめようとしていた。

ふざけんな!

試合前日、前代未聞の体重オーバーに計量会場には緊張が走った。再起を決めてから、すべてを懸けて準備してきた。ドーピング疑惑でネリの王座はく奪を願わなかったのも「借りを返したい」その一念があったから。やるせない感情が口から飛び出した。それでも怒りを引きずることはなかった。計量後、気の知れたスタッフとの夕食ではいつもの明るい山中に戻っていた。

「もちろん体重超過で王座はく奪なんて、悔しかったですよ。最後の試合やし、ネリとちゃんとした試合をやりたかった。でも悔しさを引きずったままだと自分のボクシングが崩れると思って、ひとまず忘れようと。自分の調整だけを考えたんです」しっかり睡眠を取って、当日のコンディションを仕上げた。ウエート調整を含めて万全の準備はいつも変わらぬこと。それがボクサーとしての最低限の義務であり、礼節。山中にはそのポリシーが強い。リング上では代名詞の左ストレートが火を噴くことなく、回転の速いネリのラッシュに屈した。納得しがたい結果ではあるものの、山中はグチ一つもこぼさずに「相手より弱かっただけ」と敗北を受け入れた。

試合後の会見で山中の隣に座った浜田剛史・帝拳プロモーション代表は「言い訳させてもらえれば」と前置したうえで語った。

「山中のモチベーションは最高でした。しかし昨日の計量後、緊張感とモチベーションが別の方向に行ってしまった」この意味をこれまで山中に尋ねたことはなかった。別の方向に行ったとは、彼自身思っていないように映ったからだ。だが試合から3カ月経ってみて、あることに気づかされたと彼は切り出した。

「嫁から言われたことを思い出したんです。防衛を重ねていくたびに入場するときのギラギラ感がなくなっていく感じがしたって。年齢やキャリアも上がって自然とそうなっていったと思うんですけど、自分でも最後の試合は特に〝やってやる〟みたいなギラギラ感はどうだったのかなって。

試合前に、自分の控え室を訪れてくれた帝拳ジムの仲間やスタッフから激励を受けました。ああ、最後の試合なんだなって思うと卒業式を迎える感じになって、グッと涙をこらえる瞬間もありました。今振り返ってみると、最後の試合という部分をちょっと意識しすぎていたのかもしれません」

ネリの失態によって、浜田氏が指摘したようにモチベーションに影響がなかったとは言い切れない。彼はきっとこの試合の意味をあらためて自分に問い、ネリに借りを返す自分の思いが多くの人とシンクロしていることを感じたはずではなかったか。ネリに対するリベンジは、周りの人のリベンジでもあった。いつも支えてくれるジム、ジムの仲間、スタッフ、応援してくれるファン――。先輩ボクサーの長谷川穂積も仮想ネリとなるスパーリング相手を買って出てくれた。感謝の気持ちとボクサーとしての集大成。ギラギラ感よりむしろサラサラ感でリングに向かったのだ、と。後悔の念などではなく、自然にたどり着いた境地だったと解釈している。

満員の両国国技館。KO負けのラストにも、会場に冷めた空気はなかった。偉大なる敗者には、割れんばかりの拍手が降り注いだ。慎介コールが巻き起こり、労いの叫びも山中の耳にも届いた。心から有難く思った。顔を上げて引き揚げていいのだとみんなに励まされているような思いを抱くことができた。

ありがとう、ありがとうございます――。

負けて、なお花道。

山中慎介は、最後の最後までチャンプだった。

2023年3月再公開

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