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武藤敬司を語ろう VOL.2

二宮 高木さんが口に出そうとした試合は、やはり……。

高木 1995年10月、東京ドームでの高田延彦戦。新日本とUWFインターの全面対抗戦は反響も凄くて、チケットは即、完売だったね。

二宮 観客動員も東京ドームで6万7000人(主催者発表)集めての札止めですからね。東スポやデイリースポーツ以外もプロレスを記事で扱うようになって、スポーツ紙のほとんどが1面だったような。もちろんスポニチも1面でした。

高木 新しい入場曲の「トライアンフ」が流れるなかで、武藤さんは顔にちょっと笑みを浮かべながら入ってきたんだよ。緊迫した団体対抗戦なのに(笑)。

二宮 どこか武藤さんらしいですよね。東京ドームがフルハウスになって、注目も浴びて、そういうの大好物ですもんね。

高木 入場したときに感じたのは武藤さんの体の厚みのインパクト。胸板、背中と盛り上がっていて、高田さんより明らかに体の見栄えが上だった。

二宮 当時から特に筋トレに熱心でしたよね。この前、ちょうど筋肉をテーマにしたインタビューをして「プロレスラーにとって背中の筋肉ってすげえ重要なんだよ。なぜってタッグマッチでも何でも、お客さんに常に背中を向けなきゃいけねえんだから。上半身のなかで一番でかい筋肉でもある」と語っていました。

高木 それは金言だよ。見栄えがいいと、何より説得力があるからね。

二宮 試合は高田さんのキックを受け止めてからのドラゴンスクリュー。ひざに狙いを定めて足4の字固めで仕留めるという展開でした。

高木 ドラゴンスクリューも、もちろん足4の字固めもクラシックな技だからね。(格闘技スタイルの)高田さんを相手に古典的な技を使って説得力を持たせて勝ったっていうのも武藤さんだからこそだろうね。ただアントニオ猪木さんはあの試合をあまり評価していないらしいよ。

二宮 本当ですか? あんないい試合だったのに。

高木 あの大会で猪木さんが最も評価したのが、第1試合の永田裕志、石沢常光(ケンドー・カシン)対金原弘光、桜庭和志戦。石沢さんが最後、桜庭さんの頭を前から抱え込んでの三角絞めで勝ったんだけど、あのやり方はプロレスで初めて。

二宮 メーンだけじゃなく、確かに第1試合から見どころ満載でした。長州力対安生洋二、佐々木健介対垣原賢人などもありました。

高木 武藤さんには負けたけど、高田さんはやっぱり試合のペースを握っていたし、ステップワークや間合いだけで観客を魅了できる稀有なレスラーだと感じたよ。あの高田さんが相手だったから武藤さんがあれだけ光ることができた。

二宮 武藤さんって入場曲は「ホールドアウト」の印象が強かったですけど、この試合を機に「トライアンフ」のイメージに一気になっていきましたよね。

高木 武藤さんがどうして「ホールドアウト」をやめたか知ってる?

二宮 いや、まったく。

高木 去年の10月に新日本プロレスが50周年記念で入場曲フェスをやったでしょ。俺も会場に行ったんだけど、まあ有名な話で橋本(真也)さんが「ホールドアウト」を「♪ムトちゃんはハゲる~、ムトちゃんはハゲる~、頭の先からどんどんハゲていく~」って替え歌をつくったのよ。それで武藤さんが嫌になったんだって。

二宮 橋本さん、ひどいですね。

高木 2人が試合をすると橋本さんが髪を引っ張るから、武藤さんがよく嫌な顔してたもんなあ。でもそれで終わらないのがあの人の凄いところ。アメリカのWCWから2000年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE」で復帰するんだけど、ここでスキンヘッドになる。タッグパートナーの高田さんも知らなかったらしいよ。フードを取ったときに一番ビックリしたのは隣にいた高田さんだと思うよ。

二宮 スキンヘッドがかっこいい日本人レスラーってなかなかいなかったですよね。

高木 それと黒のロングタイツにペイントしてっていうファッションも武藤さんが流行らせたようなもの。ビジュアル面でもあの人はプロレス界にかなり影響を及ぼしたんじゃないかな。

二宮 武藤さんがやると、何でもかっこいいんですよね。

高木 ムタのペイントも鏡を見て書くから「炎」の字が逆になるのを、周りから言われて初めて気づくっていう。まあ、あれも味になったよね。

二宮 高木さんに比べれば全然数は少ないですけど、新日本の巡業を回って武藤さんにはよく取材しました。武藤さんと蝶野(正洋)さん、橋本さんの闘魂三銃士は取材にも協力的でした。

高木 あの人は猪木さん、坂口さんに認められていたし、長州さん、藤波さんからも一目置かれていた。怖いものなしというか、誰に遠慮する必要もない。だから能天気なところがあって、ピリピリもしてないし、いつもそんな武藤さんに救われたメディアも少なくないと思うよ。

二宮 そんな武藤さんも2月21日、プロレスリング・ノアの東京ドーム大会でラストマッチを迎えます。相手は新日本プロレスの内藤哲也選手。武藤ワールドか、それとも内藤ワールドか。どんな試合を期待しますか?

高木 体も限界に来ているだろうけど、武藤さんらしく終わってもらえばいいんじゃない。

二宮 本当にそうですね。センチメンタルは武藤さんに似合わないので、華やかにラストを飾ってほしいと思います!

終わり

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