引き続き妄想サッカーチームの先発フォーメションにお付き合いください。今回は「キン肉星王位争奪編」をメインに構成。最後には私の独断と偏見で編成したチームをご紹介します。
それでは早速スターティングメンバーを見ていきましょう!
デカイ面子が勢揃い。
まずはフォワード。
3m超えのプリズマンと桁外れのパワーも持っているマンモスマンのツートップ。
マンモスマンの場合、鼻も武器になりますが、なんとなくハンドっぽい感じも。日本代表のデフェンダーが、海外の大きい相手との対戦後は、全身痣だらけになっているとインタビューで答えていました。身体のぶつけ方が日本人と全然違うとのこと。やはり大型フォワードというのはボールに触れていなくても脅威になることでしょう。
中盤にはやはり、“知性の神”に認められたキン肉マンスーパーフェニックスがしっかりとゲームメイクを。左サイドはバイクマンが疾走し、右サイドにはジ・オメガマンが。“Ω”ってだけで強そう。そして悪魔超人チームではスタメンからはずれてしまいましたが、ザ・ニンジャをここで起用。同列のザ・サムライ(こちらの正体はネプチューンマン)と共に、なんとなくチームジャパンで中盤の底を支えてほしい。
デフェンス陣、最終バックはミスター・VTR。得意技は「編集」というプロレスでもサッカーでもない技。もし得点が入ってもそのシーンのフィルムをカットして、点が入らなかったことにしてくれるか。これからのデジタル時代にもしかしたら一番必要な人材!?
そしてキーパーはサタンクロス。アシュラマンとちょっとかぶってしまう起用ですが、いざとなったら二人に分離することで守備範囲の拡張を実現。シュートを打たれた時点で分離するのは間に合うのか、二人になった時点でそれはそれで反則ではないかと。いろいろ心配なところはありますが、そこは大目に見てください。
さて、最後は私が個人的に組み上げたマニアックなスタメンを発表させていただきます。
下部リーグから這い上がってく感を表現。
キン肉マンの原作の中であまり日の目を浴びなかったキャラクターを多く起用。チームとしてはおそらく強くないでしょうが、愛されるチームをコンセプトに。
まずはキーパー、タイルマン。
超人オリンピック出場時は16歳。2m超えの巨体がベンキマンの体の中に流されていくシーンが衝撃でした。またまた余談ですが、タイルで有名な岐阜県多治見市。PRの一貫といてJR多治見駅前には地元のタイルで作ったタイルマン像が建っております。
3バックのディフェンス陣にはとにかく大きいのを集めてみました。
はぐれ悪魔超人コンビでもおなじみのサンシャイン。完璧超人ビッグ・ザ・武道。ドラゴンクエストでも“ゴーレム”は大事なキャラの一つでもありますが、キン肉マンでも身長300センチのゴーレムマン。王位争奪編ではあまり活躍できず、さらに結構な惨殺具合で終わってしまいます。せめてこのチームでは3バックの一角、ほぼ壁と化したディフェンスを見てみたい。
さて、ツッコミどころ満載の中盤。
まだギャグ要素が強かった作品前半で登場した、玩具をモチーフにしたキャラを集結させてみました。ケンダマンは一応完璧超人として出てきますが。けん玉、知恵の輪、ルービックキューブとそもそもがおもちゃなだけにあまり強そうではありませんが、時代を反映したキャラなので語り継がなければいけないかと。
そして司令塔にはカレクックを抜擢。頭にカレーを載せている。当時小学生だった自分に何が突き刺さったのでしょうか。この歳になってもカレクックを覚えている。そしてカレクックという単語を発するとは思っても見ませんでした。
さて、いよいよオーラスのフォワード陣。ここは一発屋といいますか、出落ちキャラに今一度光をという優しい気持ちで見てください。
ビッグ・ボンバーズと聞いて、カナディアンマンとスペシャルマンの名前が出てきたあなたは、相当なキン肉マンマニア。活躍シーンが一度もないスペシャルマン。正義超人の割に口が汚く、人格まで疑われるカナディアンマン。超人タッグトーナメントでは入場前に、はぐれ悪魔超人コンビにやられてしまい出場すらできませんでした。二人共実力はあるという設定ですので是非チーム共々下剋上を見せて欲しい。
さて、お待たせしました。最前線は皆さん大好きレオパルドン。キン肉マン史上に残る、わずか0.9秒でマットに沈んだ瞬殺超人レオパルドン。あまりにも早い出来事が起きた時、ネット上にはこの超人の名が乱舞します。「超人総選挙2013」では数百いる超人の中から16位を獲得。わずか3コマしか描かれていないにもかかわらず、人気があるのが面白いところ。戦車をベースにしたドイツ出身の超人。これだけでもスカウトの目にはとまるでしょう。是非その破壊力を見せつけて欲しい。
最後はほとんどキャラクター紹介というかネタの披露になってしまいましたが、主人公のキン肉マンだけでなく、キャラクターそれぞれのストーリーが見えてくるのも、まだまだ根強い人気の要因の一つではないでしょうか。
次回も違った設定で勝手に妄想します!
「妄想イレブン 超人でサッカーチームを作ろう」vol.02 終
2022年7月公開