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YAMANAKA×IWASA VOL.1

拳を合わせた者同士ゆえの友情がある。

今なおボクシングの名勝負と語り継がれているのが2011年3月5日に東京・後楽園ホールで開催された日本バンタム級タイトルマッチ。王者の山中は左ストレートを武器に7連続KO勝利中で、挑戦者の岩佐は高校3冠の実績を誇るここまで無敗のホープ。勝ったほうが世界にチャレンジできる〝日本バンタム級頂上決戦〟として注目を集めた。

激闘に勝利して世界挑戦権を得てのちにWBC王座を12度も防衛する山中にとっても、この敗戦をバネに1階級上げてIBF王座を2度も獲得する岩佐にとっても、忘れられない一戦となった。

2018年に山中が現役を引退した一方で、岩佐は2019年12月にアメリカ・ニューヨークで強打を誇るマーロン・タパレス(フィリピン)を倒してIBF世界スーパーバンタム級暫定王者として世界王座に返り咲いた。だが今年4月、ウズベキスタン・タシケントでWBA、IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に5回TKO負けで敗れている。

再会を喜ぶ2人のトークバトル、いざゴング!

山中 ムロジョンとの試合が終わって、(次に向けて)気持ち的にはどうなの?

岩佐 (ボクシングを)続けるってことになったのは、やっぱりあの試合で納得できなかったのがすべてですね。

山中 日本で(試合の中継を)観ていた多くの人が、レフェリーに止められた瞬間〝エッ〟て、なったと思う。

岩佐 ああ、止められちゃった。もっとやらせてとは思いました。

山中 立ち上がりの1ラウンド目は、悪くないなって思った。

岩佐 悪くなかったです。自分のジャブも出ているし、それに当たるんで。

山中 そうそう、ジャブが当たっていた。その距離でジャブを突いて戦えればいいなと思っていて。ただ2ラウンド目から(相手は)プレッシャー強めてきた。

岩佐 (ジャブは)当たるけど、当てられる感じで。

山中 あのジャブは重かった?

岩佐 重くて押されるような。それにこっちのバランスが崩れるようなジャブでした。

山中 試合全体見ていても、ムロジョンのあの上下のジャブがかなりポイントやったかなって。ほかのパンチももちろん強い。アマチュア出身で2016年のリオ五輪銅メダリスト。技術もしっかりしているけど、フィジカルパワーやパンチの重さ映像でも感じ取れた。

岩佐 でも作戦どおりと言えば作戦どおりだったんです。前半はメチャメチャ勢いのある選手なんで、飛ばしてくるって踏んでましたから。

山中 想定内?

岩佐 そうです。ただ4ラウンドが終わるギリギリに(ロープ際で頭を下げたときに)うしろ(後頭部)にパンチをもらったんですよ。それがメッチャ効いてて、やばいってなって。でもコーナーまでちゃんと歩いて帰れたんで大丈夫かなと思って。それで5ラウンドが始まって、まだ(ダメージが)残っているなと思って様子を見ながら。それでボーンと(アッパーを)もらって、ひるみました。

山中 今まで(戦ってきたなかで)あのパンチの質はなかった?

岩佐 アッパーをもらったことなかったんです。

山中 確かにあのアッパーはうまかった。

岩佐 中盤以降はガンガン(前に)行くつもりでした。入ったところにもらったんで。ああいうの、もらったことなかったので効いたなって。でも(自分としては)冷静でした。全部見えていましたし。

山中 そうやな。隙間から(パンチを)もらう場面はあったけど、ちゃんと反応できていたから。だけどそれをうまく攻撃につなげられなかった。

岩佐 はい、防戦一方になってしまいました。

山中 印象が悪かったというのはあったけど、あそこで止められて、納得できるかどうかと言ったら、絶対納得できないなってすぐに思った。ストップが早いことを言ったって仕方ないところはあるけど、スッキリしない終わり方やんな。

岩佐 プロになって13年、ボクシング人生で言うと20年くらいあるわけじゃないですか。最後、納得しないとやめられないところもあるし、僕の人生なんで引き際で納得できるかできないかは本当に大事。もういいや、やめようとは思えない。

山中 まあボクサーで満足してやめる人って実際どれだけいるんだっていう話。

岩佐 ボクシングの呪縛ですよね。どうやったらやめられるんだろうっていう気持ちはあります。

山中 (KOで勝った)タパレス戦の印象が強く残っているんで、あそこからの岩佐を見たかった。フィジカル的にも凄く強くなっているし。

岩佐 フィジカルが強くなって自信がつきましたからね。

山中 自分から前に行けるっていうか。だからこそタパレス戦でもパンチをもらっていたけど、効いていなかった。しっかり行くっていう姿勢じゃなかったら、効いていたかもしれないし。まあでもムロジョン戦は仕方ない。

岩佐 仕方ないです、負けですよ。

山中 (自分が)左を出すタイミングというのも分かっていたんじゃない?

岩佐 合ってきた感じでしたね。様子を見ながら〝これいけるかな〟って。狙ったりしたところもあったので。

山中 合ってきているなとは感じてたよ。

岩佐 だから負けた試合の映像って見られなくないですか? 僕は今回まともに見てない。こうやったら勝てたのかってなるのが凄く嫌で。たらればになるじゃないですか。

山中 そうやなあ。最後まとめられたパンチも、1発1発ガツッと打つよりもレフェリーストップを呼び込むような。

岩佐 そうっすね。コツンコツンみたいな。ああいうのムロジョンはうまいです。それも踏まえて完敗です

山中 悔しいし、終われないよね。

岩佐 はい、結局そうなりましたからね。

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2021年7月公開

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二宮寿朗

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二宮寿朗

近藤俊哉

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2023年3月、日本ボクシング界を引っ張ってきた村田諒太が引退した。ロンドンオリンピック金メダリストからプロに転向して以降、編集長が『Number』『ボクシングマガジン』を通じて追いかけてきた記事を再編集して掲載する。第1回は「有明デビューの衝撃」――。 2023年7月再公開

二宮寿朗

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渋谷淳

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渋谷淳

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渋谷淳

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近藤俊哉

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近藤俊哉

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渋谷淳

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二宮寿朗

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二宮寿朗

高須力

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高須力

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二宮寿朗

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