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クローザー JFE東日本 須田幸太 VOL.1

JFE東日本の守護神、須田幸太は選手兼任コーチ

千葉の県都、千葉市から市原市に入り、茂原市へと続く県道「茂原街道」を車で進んでいく。周囲に広がる田園風景が心地よい。この通りを南東に下りながら左に折れると、森の中から野球場が現れた。その名は犬成球場。社会人野球、JFE東日本の本拠地だ。

選手たちは千葉市内にある合宿所からチームバスに乗って球場に集まる。朝9時に始まった練習は整然と進み、各自がそれぞれのテーマに沿って黙々とメニューをこなしていく。その中に、周りの選手たちによく声をかけ、何やら相談にも乗っているように見える一人の選手がいた。

ブルーのユニフォームの背番号は20。JFE東日本の投手の柱、クローザーを務める右腕の須田幸太である。須田は若手に目を配りながら、自らがブルペンに入ると力のこもった球を投げ始めた。打者を立たせたり、カウントを想定したり、およそ70球の投球練習である。ブルペンから出ると着替えてヒジをアイシングし、そのあとは黙々とダッシュを繰り返した。これで終わりかと思いきや、最後は外野で若手選手にノックをして午前中の練習を終えた

練習の昼休み、バックネットの下にある応接スペースで須田は穏やかに話し始めた。

「今年から兼任コーチになったんです。若い選手から聞かれることは確かに多くなりましたね。もちろんこちらからアドバイスすることもあります。でも専任コーチではないので、任された数名の選手を教えているという感じです。今では自分が活躍したいというよりも、若手が伸びて、試合で活躍してくれるほうがうれしいですね」

初めてボールを握った小学校時代から数えれば、野球人生は四半世紀にも及ぶ。現役生活にそろそろけじめをつけようという思いもある。

「そもそも去年で終わるはずだったんですよ。2019年9月ごろですね、監督に『来シーズンで引退します』という話をしていたんです。もうこれ以上はないと思ったので。ところが去年はコロナになってしまい、公式戦も11月の都市対抗だけでした。自分も肩を痛めたし、あのまま終わるのは不完全燃焼という気持ちもありました。最終的には周りの声もあって今年もプレーすることになったんです」

2018年に8シーズン在籍した横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けた須田は翌19年2月、古巣のJFE東日本に復帰した。早稲田大を卒業後、2年間プレーし、プロへ羽ばたかせてくれたチームである。

2019年都市対抗野球で最優秀選手賞に輝く

チームに合流した須田はほどなくクローザーに定着し、大車輪の活躍でチームを牽引していくことになる。まずは社会人野球最高峰の大会、都市対抗野球の予選を勝ち抜くと、本戦でもチームのピンチには必ず登板して勝利に貢献した。

ストレートはよく走り、カーブ、スライダー、シンカー、カットボールといった変化球が冴え渡った。4試合連続で火消しの役割をはたし、迎えたトヨタ自動車との決勝では、2点差リードの7回2死二、三塁という一打同点のピンチに登場。ここを三塁ゴロで切り抜けると、8回も零封、9回は三者連続三振という圧巻のピッチングで試合を締めた。

最後の打者を仕留めた須田はバックスクリーンに向かって両手を高々と突き上げて雄叫びを上げた。チームとして都市対抗野球優勝は初めてのこと。東京ドームはJFE応援団の大歓声に包まれた。

復帰1年目の右腕はこの大会で5試合すべて救援登板し、14イニングを投げて17奪三振、防御率0.64で4勝を挙げ、橋戸賞(最優秀選手賞)に輝いた。元プロ選手が社会人野球最高の栄誉である橋戸賞を受賞するのは初めてだった。須田にとっても野球人生で最も輝かしい瞬間となった。「もうこれ以上はない」とはこのことである。

「プロ野球で日本シリーズに投げたときよりもうれしかったですね。もうここで終わってもいいというくらいの気持ちでした」

元プロ選手であればだれだって実力はあるだろう。だからといって元プロ選手が社会人野球に転向して必ずしも成功するわけではない。中には活躍できず、わずか1シーズンでチームを去る選手もいる。むしろ須田のように大活躍するケースのほうが少ないと言えるかもしれない。

須田は転向組の一人としてこんなふうに感じている。

「オレはプロだったんだぞ、という意識が強いとあまり活躍できないでしょうね。変なプライドが邪魔をすると言いますか。僕はそういうのが一切なかったんですよ。大学を出て社会人野球を2年間やって『社会人野球ってすごく面白いな』って思ったんです。その面白さをプロで暮らした8年間も忘れなかったということですね。プロにいたころから『クビになったら社会人野球にいこう』と考えていたくらいでした。だから、たぶん40歳までプロでやっていても、最後は社会人野球に戻ったんじゃないかと思うんです」

社会人野球は実に面白い。須田は心からそう思っている。高校、大学、社会人、プロと各カテゴリーで高いレベルを経験してきた投手が「面白い」と迷わず言い切る社会人野球とは何なのか。第2回以降は波瀾万丈とも言える須田の野球キャリア、そして社会人野球の魅力に迫っていきたい。

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2021年5月公開

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