さあ、いよいよ芦田選手がWORM TOKYOで試着を行います!いったい何足のスニーカーを依頼したのでしょうか?
ここまでに手にとってきたスニーカーはざっと10足ほど。その中でも結構な数にリアクションしてきたことを考えると、どうやら1足だけということはなさそうですね!芦田選手は試着用のベンチに腰をかけ、その時を静かに待っています。
おーっと、ここでWORM TOKYOバイヤーの近藤直輝さんがバックドアから出てきました!何ということでしょう、近藤さんの顔が、顔が…..見えません!(笑)
それもそのはず….
ご覧ください!この数を!
なんと芦田選手、合計で5足ものスニーカーの試着を依頼していたのです!既に「買っちゃうかもしれない」と言っていた3足は余裕でオーバー。試着を経て絞られるのでしょうか。ここからの展開には目が離せませんね!
芦田崇宏 七変化!(五だけど)
「今日は履きまくっていいですか?」
もう芦田選手の視線はスニーカーにしか向いていません。完全にゾーンに入っています!それではここからはファッションショーが如く、芦田選手の足元七変化ならぬ五変化をお楽しみいただきましょう!
① MAGIC STICK × NIKE AIR FORCE 1 HIGH VIP BLACK(マジックスティック × ナイキ エアフォースワン)
② ACRONYM X NIKE AIR PRESTO MID (アクロニウム×ナイキ エア プレスト ミッド)
③ NIKE AIR FOAMPOSITE ONE PREMIUM(ナイキ エア フォームポジット ワン プレミアム)
④ NIKE SB SUPREME TENNIS CLASSIC(ナイキSB シュプリーム テニス クラシック)
⑤ 左足:NIKE AIR FLIGHTPOSITE EXPOSED ELEPHANT(ナイキ エア フライトポジット エクスポーズド エレファント)& 右足:NIKE AIR FOAMPOSITE ONE PREMIUM(ナイキ エア フォームポジット ワン プレミアム)※再登場
「うおお」× 3
「やばい」× 7
「いい」× 11
「素晴らしい」× 5
「好き」× 3
「どうしよう」× 3
芦田選手のリアクションの集計結果によると、このような数字になりました。とにかくテンションが上がり、とにかく感動し、そしてちょっと悩んでいますね。試着を終えた芦田選手にお話を伺ってみましょう!
――芦田さん、5足もの試着お疲れ様でした!まずは率直な感想をお聞かせください。
芦田:いや、ほんとどうしよう(笑) どれにしようかめちゃくちゃ悩んでいます。いつまでに決めればいいんですか??
――そこはもう芦田さん次第で大丈夫ですよ!まだ始まって1時間くらいしか経っていませんので。
芦田:えっ、まだそれしか経ってないんですか? てっきり3時間くらいはいたと思っていました(笑)
――かなり濃密な時間でしたよね。悩んでしまうくらいたくさんのスニーカーがありましたし、その中で近藤さんのオススメスニーカーの精度が高すぎましたし。
芦田:いや、本当ですよね。どれも(コーディネートの)合わせ方がイメージできるので、素晴らしいものばかりです。
近藤:今回は芦田さんがかなり幅広く好んでくださってよかったです。(試着したのも)バッシュだけじゃなくて、ランニングシューズ、テニスシューズでしたから。
――また!近藤さんがそう言ってしまうとどれも魅力出るので、選ぶのがもっと難しくなっちゃいますね(笑)
芦田:ああ、本当に悩みます。。。
――「即決の男」芦田崇宏がまさかの光景ですね!(笑) ちなみに今は何を買おうか悩んでいるのでしょうか?
芦田:そうですね。とりあえず3つは決めたんですけど、最後ポジットとフライトポジットで悩んでるんです。
近藤:えっ
――えっ
芦田:はい。エアプレストとエアフォースワン、あとシュプリームのテニスシューズは買います。とりあえず。
――なんと!既に3足は決定しているんですね(笑) てっきりどれを買うか決めきれずに悩んでいるのかと思っていました。
芦田:いえいえ(笑) エアプレストは色が変わり種なので新しいですし、エアフォースワンは今日のテーマに完璧に合います。そしてシュプリームのシューズは初めてのチャレンジなので。どれもちゃんと買いたいなと思える理由があって。
――なるほど、とても納得です。だから、同じバッシュなポジットとフライトポジットで悩んでいたんですね!
芦田:そうなんです。どちらもすごくデザインが好きですし、合わせるのも楽しそうですし。ああ、マジで悩みます。
近藤:そんなに悩んでいただけて、こちらも嬉しいです(笑)
芦田:普段は悩まないんですよ!ここまで(数が)出てくることないですもん(笑)
近藤:(WORM TOKYOは基本的に1点モノの取り扱いなので)来店されても、サイズが合わないってなってしまうこともあるんですよ。今回はドンピシャで、いいモデルがいいサイズであったので。結構レアなパターンなんです。
芦田:すいません、もう一回だけ履かせてください!!
近藤:どうぞどうぞ(笑)
芦田崇宏、悩みの果てにたどり着いたレジ。
「決めました!!!」
試着開始から30分以上が経過した頃、ようやく芦田選手から試合終了の合図が出ました。本邦初公開レベルに悩んでいた様子もどこへやら、すっかりと晴れやかな表情です!
いったいどちらを選んだのでしょうか。早速レジの方へ行ってみましょう!
おっと!レジにあるのはシルバーのポジットではなく、イエローにクリアブルーのフライトポジットだーっ!無難に合いそうなモデルを選ぶのではなく、とにかく”外した”デザインを自分のセンスで制圧して履きこなす。これこそが格闘家芦田崇宏の矜持なのでしょう!
かっこいい、かっこよすぎるぞ、芦田崇宏!
そしてお会計を済ませ、近藤さんからスニーカーを受け取る芦田選手。皆様の誤解なきように補足しておきますが、右側の袋が小さいのではなく、左の袋が信じられないほど大きいのです(笑) 何せ4足も買っていますから!
「今年最後の買い物でまさかこんなに買っちゃうなんて。来年もしばらくはスニーカー買わなくて良くなっちゃいましたね(笑)」
そう言って満足そうに笑う芦田選手。
でも我々は、その言葉を信じていません。
「即決の男」のはずが、こんなにも悩んで。
「3足くらいいっちゃう」はずが、4足も買って(しかも減らしてる)。
きっとそんな芦田選手なら、またすぐにこのフラグを回収してくれるに違いありません。願わくばまた、晴れの舞台で勝利した後にでも。
今日買えなかったスニーカーは、その時までの宿題ですね。
そう言って再会の約束をした、芦田選手と近藤さんなのでした。
格闘家芦田崇宏 2020年最後のお買い物 終わり
※取材は2020年12月中旬に行いました※
2020年12月公開