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西メシ! VOL.2

西芳照は2010年の南アフリカワールドカップをきっかけにサッカー日本代表専属シェフとしてその名を知られるようになった。
下馬評を覆してベスト16まで導いた岡田武史監督は会見の場でスタッフへの感謝を口にしている。

「この結果は僕だけがもたらしたものじゃないし、選手、スタッフ全員で勝ち取ったもの。コックさん一人いなくても同じ結果にはならなかったと思っています」

ここに出てくるコックさんが西である。2人の交流はその後も続き、今回いわきFCとの縁をつなげてくれたのも岡田であった。

西とサッカー日本代表の関係について先に記しておきたい。

福島県双葉郡楢葉町にあるナショナルトレーニング施設「Jヴィレッジ」で総料理長を務めていた彼は2004年3月のワールドカップアジア3次予選、シンガポール戦から重要なアウェーマッチに帯同するようになった。というのも現地の食事が選手の口に合わないというケースが過去にあり、ジーコ監督の強い要望もあったと聞く。以降、遠征における食事に対する不安が消え、選手たちの評判も良かったことから継続していくことになる。
南アフリカワールドカップには特別な思いがあった。彼はこんなことを語っている。

「岡田監督を男にするために、私の立場から少しでも力になりたいと思っていました。それはどのスタッフも同じ気持ち。チームもあれだけ周りから叩かれていましたし、選手たちからは勝ち残るんだという強い気持ちを感じていました」

岡田ジャパンと同様に、西にも〝戦い〟が待っていた。
大会で成功するカギが、南アフリカの高地対策にあった。事前キャンプ地スイス・ザースフェーで高地順化を図っていくためには、トレーニングのみならず栄養補給も大きなポイントに。全身に酸素を運搬する鉄分を多く含んだ食材、体内栄養素の酸化を抑える抗酸化物質のビタミンEを多く含んだ食材、さらには疲労回復に役立つビタミンB1の食材を使って、メニューを考えてほしいというリクエストを代表チームから受け取っていた。

鉄分やビタミンEを多く含むウナギやサンマ、西京焼き用に下ごしらえした銀タラ、銀ムツ、赤魚の粕漬けなどをふんだんに用意。様々な味付け、調理法によって飽きさせないように心掛けている。
ザースフェーを経由して南アフリカに持ち込めるのは約300㎏だったとか。必要最低限のものしか詰め込められないため、現地で購入できるもの、日本から持ち込んだほうがいいものを〝仕分け〟しなければならない。米やウナギは現地で仕入れる算段がついていたため、納豆や梅干しなど現地で手に入らない〝ご飯のお供〟を大量に持ち込むことにした。納豆人気は絶大で、西の読みは当たっている。
ご飯の炊き方一つにもこだわった。

「南アフリカで買う中国米は日本米と同じく単粒米なんですけど、一年前に精米したような感じでした。選手のみなさんにおいしく食べてもらうには炊きたての状態じゃないといけなかった。それで食べてもらえるなら日本米と変わらない」

日本から大きな炊飯器を2つ持ち込み、炊き上がる時間をわざわざ食事時間の5分前に設定するようにしている。
安全のためには調理機材も日本で普段使っているものにするなど細心の注意を払う必要があった。アウェーに慣れている西の経験値は、代表チームからすれば頼もしく感じたはずである。

だが、海外はやはりハプニングやトラブルがつきものだ。南アフリカでも西の顔が青ざめてしまう事態が発生した。

チームはベースキャンプ地のジョージからグループリーグの初戦、カメルーン戦の舞台となるブルームフォンテーンへ移動。ジョージではほかの日本人シェフを含めて計4人で料理を用意できるが、遠征先では西だけが移動して宿泊するホテルのシェフに協力してもらわなければならない。
この場合、事前に料理のサンプルメニューを送っておき、必要な食材を仕入れてもらうことになる。肉料理を予定していたのだが、その肉が用意されていない。今からお願いしても間に合わない。急きょ冷蔵庫にあったサーモンを使った料理に切り替えている。

試合前日は決まってウナギを焼くことにしていた。しかし今度はガスコンロの火が弱いことに悩まされる。ならば時間を掛けて調理するほかない。ブルームフォンテーンに入ってからは朝6時から夜11時まで厨房か食事会場かのどちらかにいた。
ホテルのシェフにも頼まなければ手が回らない。味付けのポイントなどを簡単な英語で指示を出し、味つけもチェックしなければならない。一つひとつが大変だ。
試合当日も忙しくなる。軽食用のおにぎりは、ここぞで使う日本米。試合のエネルギーになるものだけに、真心を込めて、一つひとつ丁寧に握る。

みんな頑張ってくれ、勝ってくれ――。

カメルーン戦はほかのスタッフやサポートメンバーと一緒にスタンドで見守った。本田圭佑が決めた1点を守り切ると、西も喜びの声を挙げた。
試合後、歓喜のロッカールームを訪れた。満面の笑みを浮かべる田中マルクス闘莉王が足音を立てて自分のほうへ向かってきた。

「やったよ! 西さんのおかげだよ!」

その言葉に身震いした。毎日つくる自分の料理が、選手たちに力を与えられたのだと思うとうれしくてたまらなかった。
チームはグループリーグを突破して、決勝トーナメントに進出。続くパラグアイ戦はPK戦の末に敗れてしまったが、大会を通じて岡田ジャパンの奮闘は称賛された。

西には全選手の寄せ書きサインが入った代表ユニフォームがプレゼントされた。そこには「西さん。おいしい食事をありがとう!」の文字が踊っていた。
西は言う。

「専属シェフだからといって、何か特別な要素が必要だとは思いません。もし魚が仕入れられないとなったら、今あるものでつくらなきゃいけないのは同じですから。それよりも選手たちを自分の子供のように思って、温かくておいしいものを食べさせてあげたい。きょうはきのうと違うものを食べてもらいたい。そういう気持ちを僕は大切にしているつもりです」

その言葉には、代表専属シェフとしての誇りが滲んでいた。

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2020年5月公開

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