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モンスターを追いかけて VOL.3

束の間の休日 メディアはパブに集まった

ボクシングの海外出張は試合当日を除けばそれほど忙しくはない。日本でやり残した仕事をたんまりと持ち込んでいれば話は別だが、試合に向けた数日はおおむね緩やかだと言える。選手は最終調整に入り、トレーニングをしているわけではないから練習を取材することもないし、減量に入っているから記者会見や、計量後の取材もあっという間に終わってしまう。

私が日本から持ち込んだ仕事はそれほど多くはなく、街を歩いたり、オレンジ色のかわいらしい小さな地下鉄に乗ったりして時間を過ごした。グラスゴーはあまり大きな街ではなく、かといってすごく小さいわけでもない。それなりに繁華街があり、西洋らしい石造りの建物が多く、とても雰囲気のいい、きれいな街だった。イギリスは天気が悪いというイメージとは裏腹に、前半の数日はきれいに晴れていたことも印象をよくしたのだろう。

夜は日本メディアのメンバーと誘い合わせて食事に出かける。今回、現地入りしたメンバーの宿泊地は、大きく街中組と試合会場近く組に分かれていて、私は街中にホテルをとっていた。いわゆる同業他社の連中は仕事上ではライバルでありながら、同時に志を同じくする仲間でもある。海外では足りないものを貸し借りしたり、ネットがつながらなければ手伝ってあげたり、タクシーに乗せてもらったりと、互いに協力し合って取材を進めることがしばしばだ。

©Hiroaki Yamaguchi

試合前の一連の行事の中日ともいえる16日、大橋秀行会長の声掛けで日本のメディアが市内のパブに集まった。わざわざ日本から取材に来てくれてありがとう─。大橋会長のはからいだった。

受け取ったメールには「お茶会」と記されていたが、何といってもそこはパブだ。店内の一角を20人ほどのジャパニーズが占領し、ビール片手にボクシング談義が始まった。

メディアの関心は自ずとWBSSの決勝をいつどこでやるのか、という方向に流れていった。大橋会長は何らかの情報やアイデアを持っているようだったが、さすがにアルコールが入ってもそのあたりは話さない。

それでもサービス精神の旺盛な大橋会長である。井上の話から自身が現役時代を送ったヨネクラジムの昔話まで、盛りだくさんの話題を提供してくれた。面白かったのは大橋会長の結婚にまつわるエピソードである。大橋会長のもとに、さるスポーンサー筋の令嬢との結婚話が持ち込まれたが、会長は令嬢を選ばず、現夫人と結婚したという話である。

「あのとき、もしあの令嬢と結婚していたら、ボクシングジムを開くことはなかったと思う。こうしてグラスゴーまで来て、試合をすることだってなかった。どちらがよかったかって言えば、絶対にこっちのほうがよかったと思うんだよね」

真っ昼間からスコットランドのパブに集まり、ボクシングの話をしながらビールを飲む。それはそれは、格別にうまいビールだった。私も大橋会長と同じようにグラスゴーまで井上の試合を取材に来られたことの幸せを感じていた。そこに居合わせた記者、カメラマンすべてが同じように感じていたかもしれない。

取材申請ができていない! 冷や汗ものの試合前日

束の間の休息を終え、翌日は身の引き締まる計量である。会場に向かう電車の中で、気が付くとスマホに2件の着信表示がある。ひとつは帝拳ジム関係者で、もう一つはテレビ解説のためグラスゴー入りしていた元WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんだった。

はて、何の話だろう? のんきに関係者に電話を入れて事情を聞くと、乾いた背中に冷たい汗が流れた。

「渋谷さん、取材申請した? してるよね? おかしいな。なんか申請されてないみたいなんだよ」

やっば~っ! まさか取材申請が届いていないとは思っていなかった。海外取材の場合、通常は主催者(または主催者が契約しているメディアの窓口会社)に直接メールで取材の申請をする。ただし、日本人選手が出場する場合、帝拳プロモーションが日本メディアの申請をまとめる場合がある。今回は後者のパターンで、私は帝拳USAのアケミさんに申請書を出したつもりだったが、確認を怠るというボーンヘッドをしてしまったのだ。

そこから計量会場までの15分は生きた心地がしなかった。イギリスまで来て取材ができないのではないか、いや、ここはがんばって交渉するしかない、それでもダメならチケットを買って会場に入って…。ぶつぶつとつぶやきながら到着してみると、アケミさんが私を見つけて明るい声をかけてきてくれた。

「ちょっと、渋谷さんの申請だけがなくて、どうしちゃったのかって。でも、こっちには来てるっていうからね。うん、うん、大丈夫、大丈夫、やっておいたから。当日だったらバタバタして大変だったけど、試合前日でよかったわ」

「いや、あの、ご迷惑を、あれ、なんでかな、メールがちょっと、すいまひぇん」。

背中を冷たい汗で湿らせながらしどろもどろに謝る私。とにもかくにもピンチは脱したようだ。ちなみに今回はアリーナが狭く、リングに近いテーブルのある席に座れる記者の数は限られていた(その他の記者は客と同じ座席に座る)。私は申請をミスしたにもかかわらず、テーブル席を用意してもらった。ただひたすら感謝である。

午後4時に始まった計量はつつがなく行われ、井上、ロドリゲスともに一発で合格した。日本であれば計量は試合前日の午後1時に行われることが多いが、今回は午後4時。井上にとってこの3時間は、分かってはいてもおそらく精神的にきつかったはずだ。

井上はメディアの取材を受けずに試合会場をあとにした。関係者に託したセリフは「一刻も早くリカバリーに専念したい」。取材に応じなくとも、文句を言う記者はいなかった。ロドリゲス戦にかける井上の燃えたぎる気持ちが伝わってきた。

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2019年11月掲載

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